動画編集用ヘッドホンの選び方|モニター用途との違い
当サイトは Amazon アソシエイト・プログラムの参加者です。記事内のリンクから購入されると当サイトに収益が発生する場合があります。
こんな人向け
- 動画編集でBGMやナレーションの音量バランスを確認する機会が増えた
- 普段使いのイヤホンで確認した音と、書き出し後の音が違うと感じたことがある
- 収録と編集の両方をヘッドホンとマイクでまかないたい
動画編集の作業では、映像だけでなく音の確認も欠かせない。BGMの音量、ナレーションの聞き取りやすさ、効果音のタイミング。これらは編集中に使っているヘッドホンやイヤホンの特性によって、感じ方が変わってしまう。低音が強調されたイヤホンで作業すると、他の環境で再生したときに低音が出すぎている、というズレが起きやすい。
編集作業は集中力が必要な工程でもある。周囲の雑音が入ると、細かい音量調整の判断が鈍りやすくなる。カフェや共有オフィスなど、静かとは言えない環境で作業する人ほど、この影響は大きくなる。
結論:編集にはノイズキャンセリング、収録には専用マイク

琥珀
音の確認は使う機材によって印象が変わるので、編集用と収録用で役割を分けて考えると選びやすいと思いますよ。
編集作業中の集中を助けるヘッドホンと、ナレーション収録用のマイクは、それぞれ別の基準で選ぶとよい。クリエイター向けセット全体の総額は次を参照。
環境の全体像:聴くための機材と録るための機材
動画制作は「音を聴く工程」と「音を録る工程」に分かれる。それぞれで求められる性能が異なるため、1台で両方をこなそうとすると、どちらの用途でも中途半端になりやすい。

ノイズキャンセリングが最高峰のワイヤレスヘッドフォン。カフェ・駅・飛行機での作業で、周囲の音を消して集中できる。音声通話品質も高い。
- 接続Bluetooth + 3.5mm jack (オプション)
- ノイズキャンセリング業界最高クラス
- バッテリー約 30 時間 (ノイズキャンセリングON時、公称値)
- 対応コーデックSBC, AAC, LDAC
- ノイズキャンセリング性能が業界最高クラスで、カフェの音が消える
- Bluetooth で Mac / iPhone / iPad をシームレス切り替え
- 通話時のマイク性能が高く、Zoom 会議での音声が安定する
- 4.5万円は高級ヘッドフォン
- 専用アプリとの連携が前提で、初期設定にやや手間がかかる
- 安く抑えるなら会議とノイズ低減は十分。音楽を聴く用途の音質では差が出る
業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を持つワイヤレスヘッドホン。カフェや外出先でも周囲の音を消して編集作業に集中できる。Bluetoothで複数デバイスをシームレスに切り替えられる。価格は約4.5万円。
音楽鑑賞用のヘッドホンとの違いは、音の正確さより「集中できる静けさ」を優先して選ぶ点にある。低音を強調したチューニングのヘッドホンで作業すると、書き出し後の音量バランスがずれやすい。ノイズキャンセリング性能を重視する分、原音に忠実なモニターヘッドホンほどの音の解像度は求められていない。編集作業を自宅の静かな部屋だけで行い、外出先での作業がほとんどない人には、この価格帯のノイズキャンセリング性能は過剰投資になりやすい。

高感度のコンデンサーマイク。静かな環境(スタジオ・自宅録音)での音声は最高品質。Shure MV7+ より安く、スタンドなし。
- 方式コンデンサー(高感度・デリケート)
- 周波数特性20Hz〜20kHz
- 接続USB のみ
- 指向性カーディオイド(前方重視)
- ゲイン調整パソコンのボリュームで実施
- 2万円で高感度・高品質なコンデンサーマイクが使える
- USB 接続で Mac に繋ぐだけで認識(ドライバ不要)
- 周波数特性が広く、セリフ・音楽・効果音など幅広い音源に対応
- コンデンサー式なので、背景ノイズや冷蔵庫の音も拾いやすい(静かな環境が必須)
- スタンド・ポップフィルタ等を別購入する必要がある(合計 5000〜8000 円追加)
- もう一段上なら収録に寄せた音作りと内蔵処理。配信・podcastまでやるなら
高感度のコンデンサーマイク。USB接続でMacに繋ぐだけで認識され、ナレーションや音楽の収録に向く。価格は約2万円。感度が高いぶん周囲のノイズも拾いやすいため、静かな環境での収録が前提になる。
ヘッドホンが「聴く」ための機材であるのに対し、こちらは「録る」ための機材という役割の違いがある。USB接続だけで動作するため、オーディオインターフェースを別途揃える必要がない点も扱いやすい。ただし感度の高さは長所であると同時に制約でもあり、防音していない部屋やエアコンの効いた環境では収録に向かない。ナレーション収録の予定がなく、既存の音源編集だけで完結する人には不要な投資になる。
予算別の落とし所
〜1.5万円の範囲では、ヘッドホンもマイクも新調は難しい。まずは今使っているイヤホンやヘッドホンで、編集の最終確認だけはスピーカーでも行う運用でしのぐのが現実的。〜3万円まで見えてきたら、audio-technicaのコンデンサーマイクが視野に入り、ナレーション収録の頻度が高い人はここから導入するとよい。それ以上の予算では、ノイズキャンセリングヘッドホンも合わせて揃え、聴く工程と録る工程の両方を専用機材でまかなえるようにする。編集作業の時間が長い人はヘッドホンから、ナレーション収録が多い人はマイクから、という順番で優先度を決めるとよい。
注意点

琥珀
ヘッドホンだけで音の最終チェックをするのは避けた方がいいかもしれません。最後はスピーカーでも確認してみてください。
ヘッドホンで聴く音と、スピーカーで再生される音は印象が異なることがある。編集の最終確認は、可能であればスピーカーでも一度聴いてから書き出すと、想定外の音量差に気づきやすい。
また、ナレーション収録の頻度が少ない人にとっては、専用マイクへの投資対効果は限定的になる。字幕中心の編集で音声収録がほとんどない場合は、ヘッドホンだけを優先して揃えても問題ない。
コンデンサーマイクは感度が高い分、エアコンの音や外の車の音まで拾ってしまうことがある。収録時間帯や部屋の防音状況によっては、思ったより手直しの手間がかかる場合もあるので、事前に試し録りをしておくと安心できる。
よくある質問
編集用のヘッドホンは音楽鑑賞用のものと兼用できますか。 兼用は可能だが、低音や高音を強調するチューニングのヘッドホンだと、音量バランスの判断がずれやすい。編集の頻度が高いなら、確認作業向けの機材を分けた方が判断は安定する。
マイクはコンデンサー型とダイナミック型のどちらを選ぶべきですか。 静かな部屋での収録が中心ならコンデンサー型が向く。周囲の音が入りやすい環境で収録することが多いなら、感度が低めでノイズを拾いにくいダイナミック型の方が扱いやすい場合もある。
ヘッドホンだけで音量調整の最終判断をしても大丈夫ですか。 できれば避けたい。ヘッドホンとスピーカーでは音の印象が変わるため、書き出し前にスピーカーでも一度確認しておくと、想定外の音量差に気づきやすくなる。
この記事で組んだ環境一式
キット・creator
AIクリエイターセット
AIで動画・画像を作るなら、書き出し待ちのない環境から
- 画像生成・動画書き出しでPCが止まらない
- 色を見て判断できるモニターで作業する
- 素材が増えても保存先に困らない
総額目安 約47.1万円(商品6点)
このキットを見る